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2016年7月26日 (火)

どちらが正しいのか、今となっては。。。

まあ、これはもう、今となっては分かりません。

まずは、こちら。

Img_0368

はい。あの有名な本、石川鷹彦さんの「WORKS」。

石川鷹彦さん最古のMartinは、意外や意外、D-18なのです。

Img_0366

これがそのD-18が紹介されているページですが、ここに、このように書かれているのです。

Img_0367

「また、スタジオ・ミュージシャンとしての仕事を始めた時期でもあり、このD-18はレコーディングで大活躍。初期の代表曲は、ソルティ・シュガーの『走れコータロー』、かぐや姫の永遠の名曲『神田川』、風の『22歳の別れ』ではナッシュビル・チューニングで使用された。」

とのこと。(なお、正しい表記は『22才の別れ』)

そうなのです。この本に依れば、「神田川」のアルペジオはMartin D-18だということなのです。

ところが!

こちら。

Img_0364

先日も出てきました、三栄書房の『マーティン・ヴィンテージギター・ガイド』。

ここには、南こうせつさんのMartin D-45(1971)が紹介されています。

Img_0363

こうせつさんのインタビューの中に、次のようなことが書かれています。

Img_0361

「(※後日、石川鷹彦氏に確認を取ったところ、間違いなくD-45で弾いているとのこと)」

また別のページには石川鷹彦さんのインタビューが掲載されていて、

Img_0359

そこには、

Img_0360

「そう、45だと思うよ。かぐや姫の最初の頃から45を使っていたはず」

とあるではありませんか。

もちろん、「WORKS」だって、綿密な取材に基づいて石川鷹彦さんご本人のチェックも受けているはずで。

それでいて、この矛盾。

さて、真打ち登場。

Img_0375

「アコースティックギター名器バイブル」(毎日新聞社)。

ここにも石川鷹彦さんのインタビューのページがあります。

Img_0372

このページ。なんと。。。。

Img_0373

はい。

「かぐや姫のデビューの頃のアルバムにはすべて付き合ったんだけど、「神田川」を含めて、ほとんどの曲でD-18を使った。」

と仰っています。

・・・・・・・・・・・・・。

もう、今となっては「記憶」の世界。「記録」は残っていないのです。

ですから、D-18なのか、D-45なのかは、藪の中というしかないでしょう。

ただ、正直言って『マーティン・ヴィンテージギター・ガイド』は誘導尋問っぽいですからね~。

これは、「神田川」を聴く人がどう感じるかだと思います。

私は、D-18だと思っています。音色はまさにマホガニーそのものだと感じるからです。

皆さんはどうですかね。

「18なのか、45なのか」

永遠の謎解きですね。

さて・・・。

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コメント

「マーティン・ヴィンテージギター・ガイド」や
「「アコースティックギター名器バイブル」は、
私も持っています。
定期的に読み返します(笑)。

そうですね、この頃の石川さんはリードでは
D-18を使用していたと思いますが・・・。

それにしても、D-18のマホガニーの音色は
良いですね、昨日はD-18を奏でました。

参考にURLに「ポパイ ギター特集(石川鷹彦
さん)の記事を掲載しました。

出だしの6Eを聴く限りでは
素直に抜けててマホらしく感じますけど…
低音と高音の線の太さに差もありませんし
(私には45系の高音は細く繊細に感じる)
それよりなにより
神田川には素朴なD-18が似合う
それが一番の理由です(笑)

神田川、名曲ですよね。
さてさて、神田川ってアルバムもシングルも
同じ録音でしたっけ?
神田川はあまり意識したことないので
よく分かりませんが・・

実は友達(ブログに動画アップしてた)の弟の息子が
石川さんに弟子入りしています。
今は石川さんも大変なことになっていて
今後石川さんのギターは聴けるのか心配ですよね。

風の又三郎さん、いつもコメントありがとうございます。
私も、何度も何度。(笑)
飽きないですよねえ~。
その度に、うーむ、どっちなんだろうなあ、18だと思うんだけどなあ、などと、、、。(笑)

mssumasumさん、いつもコメントありがとうございます。
私と同意見で安心しました。
マホガニーの達人mssumasumさんが仰るのですから、やはり18ですよね。艶っぽさと言いますか、そんな感じではないですもんね。
神田川は、18が似合う、、、間違いないですね。

しばしばさん、いつもコメントありがとうございます。
アルバムとシングルでは、若干違います。
シングルでは、フラットマンドリンが入っていますが、アルバムでは入っていません。
アルバムが先ですから、シングルカットの時にフラットマンドリンをかぶせたようです。
石川鷹彦さん、近頃はまったく消息不明でしたから、もしかしたらお年を召して仕事が難しいのかなあと思っていました。。。。

音はD-18です。
マホ、指板とブリッジがローズだからこの音になると思う。

青井草茂さん、お久しぶりでした。いつもコメントありがとうございます。
なるほど、組み合わせもありますね。
やはりD-18ですか。
結論が出たようですね。

有名人や識者が束になっても、マホの18とローズの45という天と地ほど値段が違う音を聞き分けられないって事ですよね(笑)

結局、製作者の耳が一番正確なのかな〜!?

akogiさん、いつもコメントありがとうございます。
こじつけだと思うんですよね。「45」を特集した本ですから、無理矢理、、、。そんなところではないでしょうか。

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